洋書を読むことで飛躍的に伸びた私の英語力
私が英会話の勉強を始めたのが20歳のころ。
当時の私の英語レベルは中学生1年生の教科書が辞書を引きながら理解できる程度でした。
いずれ、英会話を話せるようになりたいという気持ちから始めたレッスンでしたが、まさか、自分が英語の本を原書で読むことになるとは、自分でも想像すらしていなかったし、できるようになりたいという希望すらありませんでした。
洋書を読むとは、私にとっては考えられないことだったのです。
右の写真は、アメリカ滞在期間中に勉強した不動産の資格試験のための教材です。
初めて1ページ目をめくったときには、分からない単語が50以上もありました。
つまり、1ページの中に分からない単語の方が多かったのです。
私がアメリカに行く前のTOEICのスコアーは200点半ばです。
このスコアーはアメリカ人にしてみれば、幼稚園児ほどのレベルにもなりません。
そんな状態から試験にパスするまで2年かかりました。
自分の感情を一切無にして、とにかくうかるまで機械的に勉強しようと、自分に言い聞かせて勉強しました。
この資格試験は合格したものの、実際の不動産の仕事には全く役に立つことがありませんでした。
ただ、思わぬところで勉強の恩恵を受けることができたのです。
それは、英語を読む能力が高まったおかげで、それまで考えてもいなかった洋書が読めるようになったのです。
本の中には当然分からない単語もたくさんありますから、辞書を引きながら読むのですが、それが全く苦にならないのです。
右の写真は、私がこれまでに読んできた本の一部です。
もともと本を読むのが好きな私でしたから、読めるとわかってからは、とにかく毎日好きな本を読んでは充実した時間をすごしたものです。
私が洋書を読めるようになるまでの、簡単な経緯などを簡単に記してみますが、これから洋書を読めるようになりたいと思っている人への参考になれば幸いです。