英文法を学習するタイミングを誤ると英語嫌いになる危険がある
英文法を学習するタイミングに気をつけよう。
英文法の学習がどんなに大切だからと言って、無理に勉強することには反対です。
子供に野球を教えようと思ったら、まずはボールの投げっ子をしたり、簡単なボールをほおってあげて、打たせてあげ、一緒になって遊んであげることだと思います。
そんなこともせずに、いきなり「基礎が大切だから、素振りをしなさい」と素振りばかりさせていたのでは、子供は野球嫌いになるでしょう。 まさに、我々の学校の英語の学習に似てるではありませんか。
好きになる前に、文法ばかりやらされて、いつになっても使う機会がない。
「こんなこと勉強してて、本当に英語がは話せるようになるのかな?」と疑問を抱きます。
社会人になってから、英語の勉強を始める人の中には、学生時代、英語が苦手だったという人が大勢います。
そのような人たちが、再び英文の勉強から始めれば、同じ失敗を繰り返す可能性があります。
ですから、英文の勉強は必要性を感じてから始めても良いのです。
正しい英語を使う人の多くは、文法の大切さを良く理解していると思います。 しかし、だからといって、これから英会話を学ぶ人が嫌々文法の学習から始める必要は全くないのです。
自分の気持ちに素直になり、「これなら楽しめる」と思う学習から行ってよいのです。
学問に王道がないように、英語の学習も、どのような方法で学習してもよいのです。
ある程度、英語の学習を進めるうちに、何度も英語学習の壁にぶつかります。
その大きな壁の一つが英文法です。
その壁にぶつかってから学習すると
「ああ、そういういことだったのか!」
と、文法が面白いように理解できるようになる時期があります。
英文法の学習は、その時期が来てからでも決して遅くはありません。
英語の勉強はライフワークです。
一生続くものです。あせらず、機が熟するのを待ってもいいじゃありませんか。